MyGift開発の背景
人は、自分の人生を味わえているだろうか。
あるとき、そんなことを考えるようになりました。
毎日、僕たちはたくさんのものを見ています。
SNSを開けば、誰かの日常が流れてくる。
ニュースを見れば、世の中で起きていることが次々と入ってくる。
仕事をしていれば、やるべきことに追われて一日が終わる。
便利になって、知ることは増えました。
でもその一方で、
今日、自分は何に心を動かされたのか。
何を見て、うれしかったのか。
どんな言葉が心に残ったのか。
そんな小さなことほど、
気づかないまま通り過ぎている気がしました。
人生は、大きな出来事だけでできているわけではありませんよね?
ふと見上げた空。
本の中で出会った一行。
誰かと食べたごはん。
映画を観た帰り道。
旅先で見た景色。
何でもない日に、なぜか心に残ったこと。
そういう小さな瞬間の積み重ねが、
実は「理想の自分の人生」なのかもしれません。
その瞬間を、もう少し大切にできる場所をつくりたい。
そこから、MyGiftは始まりました。
「どうなりたいか」より「どうありたいか」。
世の中には、「どうなりたいか」を考える機会がたくさんあります。
もっと成長したい。
もっと稼ぎたい。
もっと評価されたい。
もっと何かを成し遂げたい。
もちろん、それも大切です。
でも、ずっと「もっと」を追いかけていると、
いつの間にか、自分が本当に大切にしたかったものを見失ってしまいそうな怖さもある。
だからMyGiftでは、
「どうなりたいか」より、
「どうありたいか」を大切にしたい。
穏やかでいたい。
好きな人と過ごしたい。
背伸びをせずに暮らしたい。
好きなものを、ちゃんと好きでいたい。
自分の時間を大切にしたい。
誰かにとっての正解ではなく、
自分にとって心地よい生き方を、自分で見つけていく。
MyGiftに残していくものを振り返ると、
そこには、その人が大切にしているものが少しずつ現れてきます。
それはきっと、
「自分は、どうありたいのか」を知ることでもある。
僕は、そう考えています。
誰にも見せなくていい自分だけの場所
何かを残そうとするとき、
いつの間にか僕たちは「誰かにどう見られるか」を考えるようになりました。
この写真なら見せられる。
こんなことを書いたらどう思われるだろう。
いいねがつくだろうか。
誰かに評価されるだろうか。
人とつながることは楽しい。
でも、ときには誰にも見せないからこそ、
素直に残せるものもあります。
MyGiftには、いいねも、フォロワーもありません。
誰かに評価してもらうための場所でもありません。
うまく書かなくていい。
きれいな写真じゃなくていい。
役に立つことを書かなくてもいい。
自分の心が動いたのなら、
それだけで残す理由になります。
SNSは、人に見せる場所。
MyGiftは、未来の自分に見せる場所。
人の目から少し離れて、
自分の人生に注意を戻す。
つまり、アテンション。デトックス
MyGiftは、そんな静かな場所でありたいと思っています。
未来の自分へギフトを贈る
なぜ「MyGift」という名前なのか。
それは、今日残したものが、
いつか未来の自分への贈りものになると思ったからです。
その瞬間には、何でもない写真かもしれません。
たまたま読んだ本の一節かもしれない。
散歩の途中で撮った景色かもしれない。
ふと思いついて書いた数行かもしれない。
でも、数年後に見返したとき、
「あの頃、こんなことを考えていたんだ」
「この景色、好きだったな」
「そうか。自分はずっと、こういうものを大切にしてきたんだ」
と気づくことがあります。
記録するために人生を生きるのではなく、
生きた時間を、あとからもう一度味わうために残す。
一つひとつは、小さなワンシーンです。
でも、それが積み重なっていけば、
いつか自分の人生を一本の映画のように振り返れるかもしれません。
だからMyGiftでは、
心が動いた一つの瞬間を「Gift」と呼びます。
未来の自分に贈る、小さなワンシーン。
それが、MyGiftです。
MyGiftが目指す、小さな世界(構想中)
MyGiftは、大きなサービスになることを目指していません。
不特定多数の方に使ってもらおうとも思っていません。
できるだけ多くの人を集めることよりも、
この考え方を好きだと思ってくれる人と、
小さな世界を育てていきたいと思っています。
アプリの中では、静かに自分と向き合うことができます。
誰かと比べる必要もなく、
誰かから評価される必要もない。
でも、ずっとひとりでいる必要もありません。
本の話をしたくなったら、誰かと話す。
同じものが好きな人と出会う。
ときには一緒に食事をしたり、どこかへ出かけたりする。
必要なときだけ、ゆるやかにつながる。
そしてまた、それぞれの生活へ戻っていく。
そんな距離感のコミュニティがあってもいいと思っています。
だからこそ、MyGiftは完全紹介性の小さなサービスに展開しようと考えています。
数字を大きくすることより、
一人ひとりが安心していられる場所であることを大切にします。
人生には、派手なことばかりが起こるわけではありません。
でも、よく見てみると、
毎日の中にはたくさんのGiftがあります。
それに気づけること。
残しておけること。
そして、ときどき振り返って、
「自分の人生も、なかなかいいな」
と思えること。
そしてたまには気の合う誰かと
そんな想いや楽しさを共有したい。
MyGiftはアプリの枠を飛び越えて、
そんなコミュニティも形成できればと考えています。
MyGiftがつくりたいのは、
そんな小さな世界です。
MyGiftの世界へようこそ。
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