[ポタリング]小湊鐵道に沿って南下して養老渓谷まで里山ポタリング《後編》

ポタリング

千葉の真ん中を縦断するように里山を堪能するポタリングの後編。

前編では、JR内房線の五井駅〜上総鶴舞駅の様子を振り返ってみたけど、後編はその続き。高滝神社からスタート。




高瀧神社

房総半島の真ん中あたりに鎮座する高瀧神社は、千葉県屈指のパワースポットと呼ばれているとかいないとか・・・。
以前バイクで高滝湖に来たときに、高瀧神社をスルーしてしまっていたので、今回はどうしても寄ってご挨拶をしておきたかった。

高滝神社

西参道を通りかかったけど、鳥居から入りたかったので、こちらを通りすぎて一之鳥居へ向かう。

高滝神社

▲一之鳥居

高滝神社のニ之鳥居

ニ之鳥居に向かう石段が心静かにさせてくれる。

高滝神社

▲手水舎

高滝神社

▲拝殿

高滝神社

▲末社
高瀧神社にお祀りされている神様の由縁のある神様をお祀りしている小さな神社で全部で十社。

高瀧神社

▲神楽殿

高瀧神社にご挨拶を済ませたので、すぐそこの高滝湖で休憩しよう。



高滝湖の鳥居とバットマン号

高滝湖

千葉県最大の貯水量を誇るダム湖である高滝湖。
ここで休憩のつもりで寄ったけど、もう一つの目的が鳥居の前でバットマン号の写真を撮ること。

高滝湖の鳥居

うん、いい。とてもいい。
鳥居の朱色もキレイだ。

高滝湖の鳥居

やはりここに来るのは午前中に限る。
これは前回バイクで高滝湖に来たときに学んでいた。

高滝湖の鳥居

広場からの写真もいい。鳥居も加茂橋も一緒に収まっている。
その後、しばらく高滝湖畔のレイクラインをプラプラしてから、再び県道81号線へ。

仮面ライダー

途中、この町の安全を守る仮面ライダーに応援されながら、ゆるやかなアップダウンを繰り返しながら南下していく。

「青組がんばってください!」
音が割れたスピーカーから運動会の練習の声が響いている。
「青組?何色あるんだ??」なんてことを思いながら、上り坂を登っていく。

養老渓谷が近づくにつれて、アップダウンを繰り返すことが増えてきた印象を受ける。

永昌寺

「ん?永昌寺??」

なんだっけなぁ。聞いたことがあるぞ永昌寺。
あ!!とブレーキをかけた。

「そうだ!永昌寺トンネルだ!」

ここらへんには手彫りのトンネルがいくつか点在していて、その一つが永昌寺トンネルだったはずだ。
「寄れたらいいなぁー」くらいには思っていたけど、まさかホントに寄れることになるとは嬉しい誤算だ。

県道81号線から外れ、急きょ永昌寺トンネルを目指すことにした。



トンネル探して月崎駅

月崎駅

そして到着した「月崎駅」。
なぜだ?永昌寺トンネルを目指していたのに、いま小湊鐵道の月崎駅にいる。
見逃してしまったのか?

しかし、これもポタリングの面白いところだ。
月崎駅で時刻表を確認すると、あと10分ほどで電車がくる。
本日2度目の小湊鐵道を写真に収めることにしよう。

もりらじお

「もりらじお?なんだこれ??」

気になって調べたところ、市原市観光協会のサイトに、以下のような説明が書かれていた。

アーティスト木村崇人氏が小湊鉄道のかつての詰所小屋に、人を森へ導くための「駅」を展開。外観は苔と山野草で覆われ、季節の移り変わりとともに変化する。一年を通して、アーティストと地域住民の協働により、植物の手入れと維持管理が行われている
市原観光Navigationより引用

もりらじお

▲250個の苔パネルで覆われているそう

もりらじお

▲可愛らしい鳥居。賽銭をして旅の安全を祈る

もりらじおを堪能していると、そろそろ電車がくる時間だ。

月崎駅

線路脇にはテーブルと椅子が設置されていて「アリーナ席じゃん!」とテンションもあがる。

小湊鐵道

やっぱりかわいいなぁ小湊鐵道。
紫陽花が咲く季節になったら、さらにステキな写真が撮れるだろうなぁと思いながら、月崎駅をあとにした。

ちなみに紫陽花の花言葉は、「移り気」「家族団欒」など。
▶️詳細は:6月の誕生花一覧|誕生月の花・誕生日の花|花言葉を紹介!



永昌寺トンネルで宇宙一カッコいいバットマン号!

月崎駅から出てすぐに可笑しくなってしまった。
「あるじゃん!永昌寺トンネル!!」
来る時の進行方向とは反対側にしっかりあった。

しっかり探しているようで実は見えていない。
これも我が人生ではおおいに思い当たる。

永昌寺トンネル

この将棋の駒のような形は、日本古来の掘り方で「観音堀り」と呼ばれている。
永昌寺トンネルの全長は142m。これを手彫りで掘ったのか。どれくらいの期間を要したのかな?
などと考えながら、写真をパシャリ。

永昌寺トンネル

あれ?なんだかとっても良くないか?

間違いない。今日この時点でバットマン号は宇宙一カッコいい!
危うく涙ぐみそうになってしまった。
その舞台がトンネルというのもグッとくるポイントだ。

永昌寺トンネル

自分自身、コロナで仕事がダメになってしまって、まさにトンネルド真ん中。
でも見て。しっかり出口が見えている。

永昌寺トンネル

「バカ野郎!まだまだこれからじゃねぇか!!」
と、永昌寺トンネルにパワーをもらい、養老渓谷を目指すべく、バットマン号に跨った。



県道81号線のアップダウンにヒィヒィ言う

牛久のあたりから県道81号線を走り始め、南へ南へ向かうまでに、明らかに勾配が激しくなってきた。
上総鶴舞駅で出会ったロードバイクの太パン兄さんだったら、涼しい顔してこの坂を登っていくんだろう。

でもボクは無理だ。ここでたまらずバットマン号から降りて、いつのまにか路側帯がなくなっていた進行方向とは逆側にある、ちょっとしたスペースでエネルギーチャージをすることにした。

養老渓谷ポタリング

なんていう場所かな?
よくわからないけど、この手前に「ちょっと休んでいきなはれ」的なスペースがある。

今日は「地べたに座るだろう」と思い、上質なレジャーシートを持ってきている。

養老渓谷ポタリング

使わない時は、コンパクトに小さな三角形に収納できる優れものだ。

養老渓谷ポタリング

眼下には渓谷も見ることができ、流れる水の音や鶯の鳴き声、小湊鐵道の汽笛にも癒される。

エネルギーチャージは、ブラックサンダー(至福のバター味)。

養老渓谷ポタリング

ちょっ、マジで至福じゃないかっ!
疲れたカラダにこの甘さは最高すぎる。

養老渓谷周辺は飲食店が少ないのは知っていたので、出発前のコンビニで買っておいて大正解だった。

「さて」

と、いくらかチャージできたので、また県道81号線のアップダウンに挑もうではないか。

その後も「か、勘弁してくれ。こっちはミニベロでっせ」としかめ面で泣きを入れ、すかさず御褒美のような下り坂でニッコリ。

しばらくしかめ面とニッコリのターンを繰り返すと見えてきた。

養老渓谷ポタリング

この時点で、今日のゴールは養老渓谷にすることを決めていた。



養老渓谷駅でゴール!2時間待ち!どうする?

養老渓谷駅

12時15分。養老渓谷駅に到着。
今回の里山ポタリングはここをゴールとすることにした。

小湊鐵道(五井駅行き)の時刻を確認すると、14時13分。
まさかの2時間待ち。
2時間も待つんかっ!という思いと、2時間しかないんかっ!!という思いが交錯する。

駅で2時間の時間を潰すには、あまりにも長すぎるけど、養老渓谷界隈(粟又の滝など)を散策するには、あまりにも短すぎる。

梅ヶ瀬渓谷

養老渓谷駅周辺をプラプラしていると、梅ヶ瀬渓谷の看板を見つけた。
梅ヶ瀬渓谷まで1.5km。距離的には楽勝だけど、おそらくアップダウンが続くのだろう。

まだ時間に余裕があるので、とりあえず梅ヶ瀬渓谷方面に向けてペダルを踏んだ。

宝衛橋

宝衛橋でバットマン号を止めて写真をパシャリ。

宝衛橋

「おい見ろよ!見てみろよ!ここまで自転車で来たんだぜ?!」
なんだか自分がとてつもない偉業を成し遂げたごとく、誇らしくなった。

前後左右を確認し、人の気配を感じなかったので、盛大に拍手パチパチして「エラい!スゴいよ!!」と褒め称えた。

大福山梅ヶ瀬渓谷/日高のぶざね洞門広場

その後、砂利道を走っていると「大福山梅ヶ瀬渓谷/日高のぶざね洞門広場」という、やけに長い名前の広場を見つけた。

ここで本日2度目の上質レジャーシートの登場だ。

ブラックサンダー

そして、ここでも本日2度目となるブラックサンダーも登場。
疲れた体に糖分が染み渡るけど、やっぱりグルメ的な要素が欲しいな〜。これは次回の課題というか、楽しみにしよう。
次は海沿いを走りたいなぁ。

そろそろ梅雨に突入するから7月あたりに一泊二日で房総半島を走れたらいいなぁ。

結局、梅ヶ瀬渓谷までは向かわず、この広場でゴロリと横になってゆったりとした時間を過ごすことにした。
(電波が圏外というのも、とてもよかった)

養老渓谷ポタリング

そして14時13分発の小湊鐵道に乗り、バットマン号では初となる輪行・ポタリングを終えた。



[小湊鐵道の車窓から]今回の総評

小湊鐵道の車窓から

正直、今回の輪行・ポタリングを決行するにあたり、色々と調べていたら「無理かな〜?」「走りきれないかな?」なんて思っていた。

小湊鐵道の車窓から

でも、でもだよ。
いざ、エイヤッ!と決行してみると、全然そんなことはなく、昨日まで不安でイッパイになっていた自分が恥ずかしいくらいだった。

小湊鐵道

これはきっと、ポタリングだけではなく、人生全般に言えることなんだろうな、なんて思いながら、さっきまでバットマン号で走っていた道を逆走するように、小湊鐵道で五井駅に戻るのが、なんだかとても新鮮で可笑しかった。

やりゃあ〜できるんだよ、たいていのことは。

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