[ポタリング]江戸川サイクリングロードで貴族タイムと小岩神社参拝と。

ポタリング

「午後は晴れ間があっても折りたたみ傘を忘れずに出かけましょう」

朝の天気予報で気象予報士はそう言っていた。
せっかくの休日、一日中自転車でちんたらポタリングしようと決めていただけに、悔しい(濡れたくないし濡らしたくない)。

とはいえ、午前中から家でダラダラしているというのも違う気がする。
一日中家でダラダラしているのは、疲れを増幅させることもわかっている。(自分調べ)

ならば、雨が降り出す前に動くべし!

天気の良い午前中は、江戸川サイクリングロード上の河原で「貴族タイム」を楽しもう。そう決めて出発した。

貴族タイム・・・のその前に僕には寄るべき場所がある。



小岩神社は産神様?

小岩神社の神門

やっぱり神社参拝はいいものだ。
神社の知識に詳しいわけではないけど、神社に来ると心がすぅっと整うのが実感できる。

小岩神社

若い頃は神社に参拝しようなんて思ってもいなかったけど、年を一つ二つ重ねていくと、いつからか「そろそろ神社に行きたいな」と自然に思うようになった。

小岩神社

ご利益があるかどうかはわからないし、期待してないといったらウソになる。

小岩神社

でも、神社に参拝に行きたいという思いはホントなので、ここに意味があると思うし、無為で不安を増大させるダメな時間を過ごさないための自分なりの工夫であり、危機管理なのかもしれない。

小岩神社

これからバットマン号と色々な神社を巡れるなぁ〜と思うと、なんともウヘウヘと胸が弾む。
今月末には、香取神宮までバットマンで行ってみちゃう?

小岩神社

産神様(だと思い込んでる)に挨拶と報告を終えたので、次は「貴族タイム」を過ごすべく、江戸川サイクリングロードに出発だ。

【小岩神社の祭神】
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
表筒男命(うわつつのおのみこと)
中筒男命(なかつつのおのみこと)
底筒男命(そこつつのおのみこと)
天児屋根命(あめのこやねのみこと)
誉田別命(ほんだわけのみこと)
衣通媛命(そとおりひめのみこと)

小岩神社



江戸川サイクリングロードで貴族タイム

江戸川サイクリングロード

小岩神社から10分ほどで江戸川サイクリングロード(市川橋)に到着。

江戸川サイクリングコースは、利根川の分岐から浦安・葛西方面の河口までの約60kmを走ることができるサイクリングコース。

納車日にも立ち寄ったので、久しぶり感はないけど、やはり川沿いは気持ちがいいものだ。

江戸川サイクリングロード

このままどこまでも走っていきたい気分だけど、今日の目的は「河原で貴族タイム」を楽しむことだ。

「貴族タイム」とは、景色がよく人も少ない場所で読書を楽しむこと(勝手に命名した造語)。

ちんたらと貴族タイム会場を探していると、可愛らしいお花を発見したので「あなたのお名前は?」と、Googleレンズで調べてみると「ナヨクサフジ」という花だった。

ナヨクサフジの花言葉は「世渡り上手」とのこと。

ナヨクサフジ

市川橋から少し走り、柳原水門を過ぎたところに「おっ!ここだな」と思えるような貴族タイムに適した場所があった。

柳原水門

サイクリングロードから一段下に降りられるのが、なんとも嬉しいじゃないですか。

柳原水門

柳原水門

これは貴族がお暇(読書)するに相応しい場所ではないか。

しかも今日は貴族には欠かせない?紅茶も持参してきている。
貴族に紅茶がよく似合う(そうなの?)。

貴族タイムのお供(本)は「人生を半分あきらめて生きる(諸富祥彦)」。

人生を半分あきらめて生きる(諸富祥彦)

この生きづらい時代の「どうしようもないこと」「なるようにしかならないこと」を少しずつ上手にあきらめながら、心のいちばん深いところだけを満たす生き方(知恵や工夫)を心得る。

小さくあきらめることを重ねていくと、より深いところでは「あきらめない生き方」が可能になると著者は言う。

これは、まとめてから後日記事にしよう。

その後、小一時間ほど貴族タイムを満喫し、「お、そろそろ行かないと蕎麦屋の開店に間に合わない!」と、いきなりバタバタと忙しなく帰り支度を始める貴族。

貴族感ゼロでアタフタと出発!



大新庵(船橋)でカツ丼を

大新庵

小一時間ほど走ると、船橋の老舗蕎麦屋「大新庵」に到着した。
ここは、船橋に事務所を構えているときに、頻繁に足を運んでいた蕎麦屋で、いつもカツ丼を好んで食べていた。

ガラガラと引き戸を開けて入り、カツ丼を注文(前払い)して店内に入ると、一番乗りだった。
ここは昼時になると、ドチャドチャに混むので、開店ダッシュ(11時〜)がベストだ。

大新庵メニュー

店内はイイ感じに薄暗く、この雰囲気が実に落ち着くし、懐かしい。

大新庵

入店して15分ほどでカツ丼(上/1020円)が着丼。

大新庵カツ丼

この全体的に茶色い感じも懐かしいなぁ。味も安定の甘じょっぱさ。

大新庵カツ丼

カツの香ばしさを時折感じながら、無心でワシワシと掻っ込んでいく。
箸休めのたくあんとスープが嬉しいじゃないか。

ポタリング後のカラダに染み渡る至福の甘じょっぱさだ。

そういえば、八千代市(千葉県)に千葉県内で最高峰といわれるカツ丼があったっけ?と思い出した。
そうだ、今度バットマン号とそこに行ってみよう。

カツ丼を流し込むように食べ終え、店外に出ると、さっきまで晴れていた空に雲がかかり始めていた。

急いで帰らねば!と、またもや貴族感ゼロの慌てようで、この日のポタリングは、これにて終了。

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